最もわかりやすい指標は体重の変動です。入院中ほとんどの産院では入院中の赤ちゃんの体重測定を行っています。授乳が順調な時生後3~4日ごろから体重が増え始め、生後2週間ごろまでにうまれたときの体重を超えています。その後1日当たり
20~45g/日程度増加します。産院から退院時にまだ母乳分泌が十分でなくミルクを補充するように言われ混合授乳しているお母さんが多いのですが、退院後から数日中に母乳の分泌が変化しますので体重増加を確認して人工乳の辞め時を知ることも大切です。
自宅に1~5g刻みの授乳用体重計が無い場合は産院でチェックしてもらうとよいでしょう。家庭用のヘルスメーターはメモリが大きいので1週間開けて図り200g以上増えていれば1日体重増加が20~30g/日あるということで問題ないことが判断できます。赤ちゃんの授乳後、嘔吐が何度もみられたり、ミルクを飲まなくなった場合しっかり母乳分泌していることが多いので一度チェックされるとよいでしょう。また、替えたおむつがしっかり濡れて重たくなるほどおしっこの色が薄く6~8枚以上交換している、あるいはまとまったうんちが2~3回いじょうでていれば安心です。